カウンセリング

現実にどうしたら良いのか判断して教えてもらえるのですか?

Q
夫婦の間で問題があり、他所でカウンセリングを受けた際に、「別れた方がいいです」とはっきり言われました。 自分としては納得できない部分もあるのですが、カウンセリングでは現実にどうしたら良いかの判断をするのですか?
A
@はあと・くりにっくのカウンセリングでは、基本的にどうしたらいいかの判断は行いません。
その代わりに、ご自身の心にあるものを整理し、納得のできる答えを出せるようにお手伝いをします。 このようなやり方でないと、カウンセラーが判断し、アドバイスをしてもクライアント様の納得できないアドバイスは結局受け入れられないからです。 また、セッション中にこのようなご不満を感じられた場合には、遠慮することなくカウンセラーにお伝えいただくようにお願いしております。

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臨床心理士/公認心理師とは?

Q
最近よく聞く臨床心理士/公認心理師って何ですか? どうやってなるのですか?
A
こちらのページに記載しておりますので、ご参照ください。

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カウンセリングとは?

Q
カウンセリングと癒しやヒーリングとの違いは何ですか?
A
『癒す』とは「病気や傷などをなおす。肉体的・精神的苦痛を解消させる」(岩波国語辞典)ことであり、その原因とは一応切り離された行為です。
カウンセリングは場合によってはそのように原因と切り離して苦痛を和らげることも意図しますが、基本的には苦痛を引き起こす原因となっているその人の行動パターンや思考パターンを意識化・明確化し、自分の持つパターンと苦痛という結果の因果関係を理解することで、自らの判断で苦痛を引き起こすシステムを変革する手助けをします。
また、感情もその人の重要な一部であり、問題が大きければ大きいほど、その人の感情の協力を抜きに理性だけで問題を解決することは困難になります。 そのための感情のケアやサポートもカウンセリングの大きな仕事の一つです。

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カウンセリングの前に準備することは?

Q
カウンセリングに行くにあたって、やっておくべきことや準備するものはありますか?
A
特にありません。 リラックスした状態でお時間に余裕をもっておいでください。

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最初から2人でいかなければなりませんか?

Q
夫婦の問題解決を望んでいるのですが、お互いカウンセリングを受ける事には納得しているのですが最初は夫婦カウンセリングという形ではなく、個別カウンセリングをお互いに受けさせていただいて、その後夫婦カウンセリング、といった流れでもよろしいのでしょうか?
A
ご希望があれば、個人カウンセリングから始めることは可能ですし、そのような方もいらっしゃいます。
一般論として申し上げられるのは、ご夫婦の問題であれば、お二人でおいでいただくことが近道だとは思います。と言いますのも、弊社のカウンセリングは裁判所の調停などと違って、それぞれの方のお話しをお伺いしたからと言って、そのお聞きしたことをご夫婦のカウンセリングに反映させるということはありません。個人は個人、ご夫婦はご夫婦の枠組みで話を進めます。それは、それぞれの方の言い分をお聞きして、カウンセラーが考えた「解決策」を提示するようなやり方がうまくいくとは思えず、ご夫婦の問題はご夫婦でお話しする以外に解決策はないと考えているからです。そのため、私どもはご夫婦のお話しがちゃんとできるようにサポートするというのが基本的なスタンスです。
ただ、今までいろいろありすぎて、そもそも相手と話すのが怖いとか、話したいかどうかわからないとか、そういうことがあるのであれば、先に個人カウンセリングをするのは役立つことかとは思います。
個人カウンセリングからカップルカウンセリングに移行される場合、注意していただきたい点がございます。詳しくは、『個人カウンセリングで出た話をカップルカウンセリングに反映させてほしい』のQ&Aをご覧ください。

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一回だけのカウンセリングで問題解決できますか?

Q
遠方に住んでいるため金銭的にも距離的にも何度も通うのは難しいように思います。 一回だけのカウンセリングで問題を解決することはできるのでしょうか?
A
一回だけのカウンセリングと決めて来所される方もいらっしゃいます。 ただ、時間的な制約もあり、一回だけのカウンセリングで提供できることは、問題の本質を見極めるための分析や簡単なご説明のみとなってしまうかと思われます。 問題解決に向けてのさらに具体的なお話をするには、平均して3~5回のセッションが必要になることが多いです。

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周りが気になることをカウンセリングで本人に気づかせてもらえますか?

Q
周りの人間が気になっていることをカウンセリングの中で本人に気づかせてもらうことはお願いできるのでしょうか?
A
カウンセリングを行う上での倫理上、おいでいただいたクライアント様ご本人の利益・ご要望に沿った対応をすることになっております。 カップル(夫婦)カウンセリングの場合も同様で、おいでいただいたお二人の利益・ご要望に沿った対応となります。
ただし、カップル(夫婦)カウンセリングで、ご本人と一緒においでいただくパートナーが、「周りの方が気になること」を同様に「問題である」とお感じになっているなら、そのことをお話しいただければその問題をカウンセリングで扱うことは可能です。 実際にクライアント様として、カウンセリングにおいでいただいた方が感じていらっしゃる問題を扱うことが原則となります。

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一回だけの相談でも可能ですか?

Q
一回だけでのカウンセリングでも可能なのでしょうか? それとも何回か継続しなければならないのでしょうか?
A
初回カウンセリングのみおいでいただくことは可能です。 初回カウンセリングでは、ご相談内容やご相談に至るまでの経緯などをお聞きした上で、現状の見立てや、多少の理論や概念のご説明、心理技法を提供いたしますので、抱えている悩みの解決に向けてお手伝いをすることができるかと思います。
実際にどう問題を解決していくかなど、個別の対処法を扱うためには、2回以上お越しいただくようになることが一般的です。

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遠方に住んでいるので通えません

Q
地方に住んでいるため、カウンセリングに通うことができません。 どうしたらいいですか?
A
地方からおいでいただくのは、大変なことだと思いますが、現実には地方からおいでいただいている方が少なからずいらっしゃいます(現在ご夫婦で複数回おいでいただいた方の居住地で路線別で最も遠いのは北海道、青森、新潟、愛知、九州です)。
遠方からおいでいただく方の負担は大きいと理解していますので、集中的なカウンセリングに対応いたします。 個人のカウンセリングでしたら、メールまたは電話のカウンセリングも承ります。 ご事情によっては出張カウンセリングも承ります。

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遠方から行くので二日間続けて受けてもいいですか?

Q
あまり来られないこともあり、できるなら二日間続けてカウンセリングを受けたいと考えていますが、それは効果があるのでしょうか。
A
はい、お受けします。 理想を言えば、週一回などで定期的においでになるのが望ましいですが、それが難しい場合、 一日目のセッションで気づいたことや感じたことを、一日目の夜に振り返り、そのことを翌日のセッションでお話しになれば、一日だけよりもカウンセリングが深まることが期待されます。

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目に障害がある場合でも、カウンセリング可能か

Q
目に障害がある場合でも、カウンセリングは可能でしょうか。
A
おいでいただけるなら対応可能です。ですが、お迎えに行かなくてはならない、などになると難しいです。

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何か持っていくものはありますか?

Q
何か持っていくものはありますか?
A
特にございません。当日リラックスしてお越しください。

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相談の経緯等書いた紙を持っていってもいいですか?

Q
相談の経緯等書いた紙を持っていってもいいですか(先にメール等で送ったほうがいいですか)。
A
ご相談内容については当日直接カウンセラーにその場でご相談ください。 経緯を持ってきていただいても構いませんが、原則として事前にお読みすることはありません。

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カウンセリングで、相手の気持ちを変えることができますか?

Q
相手との関係の修復をしたいのですが、何度話し合ってもうまくいかず、この度夫婦カウンセリングを提案しました。相手には「カウンセリングを受けることによって私の気持ちを変えることができるならカウンセリングを受けてもいい。しかし変えることができないのならば諦めてくれ」と言われてしまいました。カウンセリングを受けることにより相手の気持ちを変える、ということは可能でしょうか?もしくは、少なくともその可能性がありますか?
A
そもそも、私どもは、「誰かの気持ちを変える」ということをゴールにカウンセリングをすることはありませんし、実際、それはできないことだと考えています。
逆に、カウンセリングで、できること、することの一つは、それぞれの方のお気持ちの様々な部分を見えるようにしていくことです。
別れる・別れないというような「話合い」をすると、それぞれの方の意識が、別れるないし別れないという自分なりの結論一点に集中してしまい、それ以外のことが見えなくなります。その状態で話し続ければ、平行線ですし、平行線が続けば、「やはり無理だ」という気分が高まってしまいます。もつれた糸を強く引っ張る結果、より硬くなってしまうのに似ています。
私どものカウンセリングでは、その糸をほぐすことを目標にします。結論ではなくて、それぞれの方がご自分の結論に至るお気持ちや、何がどううまくいっていないのかを、はっきりさせていくといったらよいでしょうか。(理由を聞くことではありません。理由を聞くのは、糸を引っ張ることになりかねません)そのプロセスの中で、今まで未解決だった問題を解決するというのもカウンセリングですることの一つです。
そういう中で、別れたい側の人の気持ちが「変わる」ことはあります。気持ちが変わるというよりも、正確には、意見が変わっただけで、今まで明確には意識していなかった自分の気持ちに気づいたり、別れたいという気持ちをもたらしていた問題が解決できることがわかることによって、意向が変わるということです。
また逆に、本当に相手が一緒にやっていく気がないとか、本当に愛情がないということがわかれば、そういう人と一緒にやっていきたいという気持ちが変わることもあります。
つまるところ、カウンセリングでは、本来あるはずの状態に至るようお手伝いする、というのが正確なところだと考えています。
おいでになられるケースの多くは、前者の方向性の場合が多いですが(実際、結婚されて、現状もいろいろ言いながらも同居されているようなケースでは、夫婦の求心力が、完全になくなっていることは少ないから当然なのですが)、後者のケースも若干はあります。

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どのくらいの頻度でカウンセリングを受けたらいいですか?

Q
どのくらいの頻度でカウンセリングを受けたらいいのでしょうか。
A
理想的には週1回をお勧めしておりますが、時間的にも金銭的にも負担が少なくないと思いますので、ご無理のない範囲でお越しください。
フロイトが創始した精神分析では今でも週3-4回を数年というやり方もあります。一般の方にはほとんど通えないそのような枠組みから、社会生活をされている方にとって現実的な頻度(週1回程度)でも効果を出せるようにしたことは、フロイト以降100年強の心理療法の技術の大きな発展の一つです。
なお、ご夫婦のケースの場合は、緊迫されている状況の方は、もう少し高い頻度でおいでになられるケースもあります。

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